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癌の治療にかかるお金の話あれこれ《膵臓癌患者の体験談》

癌の治療にかかるお金の話あれこれ《膵臓癌患者の体験談》
ジョコボ
ジョコボ

こんにちは、ジョコボ@jyokobo)です。

今回の記事では、癌の治療にかかるお金の話について取り上げます。

 

癌であることや、その疑いが強いことを宣告されたら…

癌の治療にお金がどれくらいかかるかって心配になりますよね?

 

実際、私もそうでした。

私の場合、膵臓癌の摘出手術をし、その後も抗癌剤治療やら何やらを2年近く続けてきている身でして…

そんな経験の中で知ったこともあるので、参考までに情報共有してみようと思います。

 

ちなみに、私のステータスとしては、こんな感じです。

  • 40歳で膵臓癌が発覚
  • フルタイム勤務の会社員
  • 夫婦共働きの子育て世帯
  • 千葉県在住の戸建て住まい
  • がん保険には未加入

 

 

癌治療にかかる毎月の治療費ってどれくらい?

早速ですが、癌治療にかかる毎月の治療費ってどれくらいなのでしょうか?

 

私の場合、高額療養費制度の自己負担限度額にもう長いこと達し続けているので、少なくとも44,400円は毎月支払っていることになります。

正直なところ、個人差が大きいですし、これを一般的な治療費と言うつもりはありません。

ただ、例外的なケースでもないと思うんですよね。

 

例えば、世間一般の社会人が癌にかかり、摘出手術をした後も化学療法(抗癌剤・放射線)を標準治療で続けたとして…

高額療養費制度を利用した上で、やはり毎月数万円の支出は避けられないところじゃないかなと。

これはこれでけっこうな負担ですが、いきなり数十万円超の治療費が必要といった心配は避けられるとも言えます。

ジョコボ
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保険適用外の自由診療などを受けるとなると、その限りではないのでご注意を。

 

ということで、癌の治療費を考えるなら、まず気にすべきは、高額療養費制度の自己負担限度額ですね。

医療費のうち、自分で支払う月々の限度額は、高額療養費制度で定められています。

 

癌の手術の医療費に100万円かかったとして、それが保険診療の3割自己負担でも30万円になりますが…

自己負担限度額を超えた分は、後から払い戻してもらえるという制度です。

限度額適用認定証を提示すれば、払い戻しではなく会計時に限度額を適用してくれるので、早めに準備しておくことをお勧めします。

ジョコボ
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外科手術なんかは3割自己負担でも高額だったりするので、限度額適用認定証を持っていると安心。

 

ちなみに、高所得でも低所得でもない一般人の高額療養費制度の自己負担限度額は、80,100円+αです。

それが多数回該当すると、自己負担限度額が44,400円まで引き下がります。

お察しの通り、私は多数回該当しているので、引き下がった方の金額が適用されているわけですね。

高額療養費制度の詳細については、下記サイトが参考になりました。

 

 

治療費の負担をできるだけ減らしたい!

高額療養費制度を利用しても、癌の治療費の負担は少なくありません。

であれば、治療費の負担をできるだけ減らしたい!と多くの人が考えるのではないでしょうか。

 

こちらも、私が経験した中で役立ちそうな情報をいくつか共有してみます。

裏技ではないので、すでに知っている人も多いかもしれませんが、参考までに。

  • 高額療養費制度を有効活用しよう
  • 会社の健康保険を確認してみよう
  • 入院時の差額ベッド代にご注意
  • 確定申告の医療費控除も忘れずに

 

 

高額療養費制度を有効活用しよう

なかなか自分でコントロールは難しいものの、高額療養費制度の自己負担限度額を有効活用できると治療費の合計がけっこう変わります。

 

高額療養費制度の多数回該当

参照元:『がんを学ぶ』高額療養費制度 適用ルール

 

例えば、上記のサンプルにおいて…

5月に支払った分のいくらかを6月へ回せれば、すでに自己負担限度額に達しているので、支払いの必要がなくなりますし…

8月に上限を超えた分のいくらかを9月へ回せれば、9月も自己負担限度額に達することになり、10月から限度額の引き下げ適用になります。

実際、これだけで軽く数万円の支払額の差が発生するんですよね。

 

お気づきの通り、限度額にギリギリ達しない月が何回もあると、金銭的にはかなりもったいないです。

となると、高額な検査や治療は同月に集約させた方が、治療費の負担を減らせるかもしれませんが…

当然ながら、治療には効果的なタイミングってものもあるので、自分でコントロールできるとも限らず。

ジョコボ
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まあ、覚えておいて損はないかなと。

 

 

会社の健康保険を確認してみよう

会社で加入いている健康保険では、高額療養費制度とは別に、独自で月々の療養費の上限を設定している場合があります。

設定された療養費の上限を超えた分が付加給付として健康保険から支払われる仕組みです。

 

要するに、療養費の上限が20,000円で設定されているなら、治療費で70,000円かかった場合…

その差額50,000円が付加給付として後から支払われます。

例えば、TJK(東京都情報サービス産業健康保険組合)なども、そんな制度を提供していました。

 

会社の福利厚生の一環という感じですね。

私自身もこの恩恵に預かっているものの、癌になった当初は知らなかったので、ここでお伝えした次第です。

どこの健康保険にも期待できるわけではありませんが、せっかくなので確認してみてはいかがでしょう。

ジョコボ
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正直、かなり助かっています。

 

 

入院時の差額ベッド代にご注意

入院時の差額ベッド代には注意しましょう。

ご存じかと思いますが、差額ベッド代は保険適用外なので、もちろん高額療養費制度の自己負担限度額にも該当しません。

全て自腹です。

 

とは言え、差額ベッド代なしの大部屋に空きがあるとも限らず、事前に第2希望の病室まで確認されるのが一般的じゃないでしょうか。

私の場合、差額ベッド代の低い病室を第2希望としつつ、その差額も複数日支払うのは金銭的に厳しいとして伝えています。

1日7,000円だとしても1週間で約5万円ですからね。

 

ちなみに、私も2回ほど差額ベッド代なしの病室が空いていないことがあったものの…

上記のように伝えているおかげか、今のところ最大で1泊(2日分)の差額料金で済んでいます。

ジョコボ
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病院によって対応が異なるとは思いますが。

 

確定申告の医療費控除も忘れずに

治療費に直結はしませんが、確定申告の医療費控除も忘れずに行うようにしましょう。

癌の治療となると、年間の支払額もそれなりに嵩むので、所得税の払い戻しにも期待できます。

 

現役会社員だと、年末調整で社会保険料控除や住宅ローン控除などもしていて、医療費控除のメリットが少ない人もいるかもしれませんが…

共働きの家庭なら、患者本人でなく配偶者側で申請することだって可能です。

と言うより、医療費控除は生計を共にする家族がまとめて申請できるんですよね。

 

それに、医療費控除は住民税の計算にも加味されるため、いずれにしても医療費控除は申請した方がいいと思います。

ジョコボ
ジョコボ

まあ、けっこう面倒ではあるんですけど。

 

 

家計の支出をできるだけ節約したい!

治療費の負担を減らせてもゼロになるわけではないので、どうしても金銭的な不安は残ってしまいます。

となると、家計の支出をできるだけ節約したい!と考えてもおかしくはありません。

 

我が家だって、当時、毎月の固定費(通信費、光熱費など)をイチから見直しました。

それまでが緩かったのも事実ですが、結果的に年間10万円以上の節約ができています。

 

契約会社や契約内容の見直しが主なので、最初にちょっと手間暇かかるものの…

生活スタイルを変えたり、何かを我慢したりというほどの徹底した節約ではないです。

同じように固定費を放置してきた人は、この機会に見直してみてはいかがでしょう。

ジョコボ
ジョコボ

光熱費よりも、2年縛りなどのある通信費の方が、解約手続きなど面倒な印象。

 

 

通信費の見直し

我が家の場合、節約できた固定費の大半を占めるのが通信費になります。

 

ネット環境(プロバイダ、フレッツ光)、テレビ回線(フレッツテレビ)、夫婦のスマホ(docomo)で…

月23,000円くらいだったのが、月14,000円くらいまで削減できました。

と言うことは、月9,000円くらい余計に払っていたとも言えるかもしれませんね。

 

ちなみに、格安スマホとかに乗り換えたわけでもなく、夫婦のスマホもdocomoのままです。

ジョコボ
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しっかり節約している人から見たら、これでも十分高いレベルとは思いますけど…

 

ネット環境(プロバイダ、フレッツ光)の変更

ネット環境は、プロバイダとフレッツ光をまとめてドコモ光に変更しました。

これによって夫婦のスマホ(docomo)とのセット割も適用されています。

 

docomoに限らず、auひかりSoftBank光も存在するので、同じようにスマホに合わせて変更するのも手じゃないでしょうか。

例えば、有名どころのプロバイダで言うと、この辺が該当しますね。

 

そして、これを機に、自宅のネット環境を有線からwifiに切り替えたのですが…

実のところ、通信費の節約という意味ではこっちの方が重要でした。

ジョコボ
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スマホの料金プランに大きく影響しまして。

 

スマホ(doomo)の料金プランの見直し

夫婦のスマホ(docomo)の料金プランも見直しました。

自宅でのデータ通信はwifiで行うことにし、データ利用量に応じて料金が変動するプランに変更したのです。

docomoに限らず、auでも、SoftBankでも、似たようなプランが提供されていると思います。

 

私も妻も、スマホによる毎月のデータ利用量は多くても3GB内に収まっていまして…

結果的にこれが通信費の節約に大きく貢献しています。

ジョコボ
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さっさと自宅のネット環境をwifiにしておけばよかったかも…

 

 

光熱費(電気代・ガス代)の見直し

光熱費(電気代・ガス代)の見直しもしました。

と言っても、ガスの方は都市ガスの地域でして、他に選択肢もなく、見直したのは電気代だけになります。

やったことは契約する電力会社の変更ですね。

 

年間を通して10,000円くらい節約できました。

現在は、年間15,000円の削減を目指して、さらに見直し中だったりします。

いずれにしても月平均1,000円程度の削減なので、そこまで大きな節約ではないのですが…

ものの数分の手続きだけで完了するため、固定費見直しの最初の一手として、けっこうお勧めです。

ジョコボ
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切替手続きにお金はかからないし、解約手続きを自分でやる必要もありません。

 

ちなみに、プロパンガスの地域なら、ガス会社の見直しも効果的のようでして、そちらも紹介しておきます。

プロパンガス会社の変更は、電力会社の変更に比べ、大きなコスト削減も期待できるようなので、かなり狙い目かもしれません。

ジョコボ
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こちらも、切替手続きにお金はかからないし、解約手続きを自分でやる必要もありません。

 

電気代の見直し

我が家の場合、東京電力の地域ですが、都市ガス(京葉ガス)が提供している電気料金とのセット割に変更しました。

電力会社の変更って、節約幅は大きくないものの…

自分で解約手続きなどをする必要もないので、手続き自体はかなり簡単です。

 

ちなみに、現在は、更なる節約を求めて、『エルピオでんき』に変更中だったりします。

新電力会社としてもともと知っていたわけではないのですが…

電気代の設定料金は最安値レベルで、全国で4万件以上の利用実績ありということだったため、試してみる価値はあるかなと。

ジョコボ
ジョコボ

ちょうど『エルピオでんき』でキャンペーンをやっていたことも後押し。

 

通信費のように契約期間の縛りもなく、変更するのも戻すのも気軽にできちゃうので…

気になる方は、まず電気料金シミュレーションで確認してみてはいかがでしょう。

ジョコボ
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どうやらオール電化や電気使用量の少ない家庭だと、乗り換えメリットなさそうです。

 

ガス代の見直し

プロパンガスは、全国2万以上の事業者それぞれが独自に料金を設定できる自由料金制らしく…

契約するガス会社を変更するだけで、年間数万円レベルの節約ができる可能性もあるようです。

 

詳しくは、プロパンガス会社の見直しサービス『ガス屋の窓口』をご参照ください。

都市ガスよりも料金が高くなる傾向のプロパンガスということで、毎月けっこうな負担となっている家庭も多いですよね。

最初に契約した会社のまま放置しているようなら、まずガス料金シミュレーションで確認してみてはいかがでしょう。

ジョコボ
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残念ながら、集合住宅の場合、部屋ごとにガス会社の変更はできないようです。

 

 

まとめ …癌の治療にかかるお金の話あれこれ

以上、癌の治療にかかるお金の話について、経験談ベースであれこれお伝えしてみました。

参考になりましたでしょうか?

 

癌の治療が始まると、病気のことだけでなくお金のことも、心配事として付きまといます。

私自身、治療にかかるお金の不安を完全に払拭できてはいません。

それでも、ある程度はその不安を軽減できているつもりです。

 

治療してすぐ経過観察に入る人もいれば、長期間の化学療法を要する人もいるし…

標準治療だけで済む人もいれば、保険適用外の先進医療に望みが繋がる人もいるし…

一般論として語れる話ではないのは事実です。

 

とは言え、体験談をもとにした一例って、それなりに参考になるとも思うんですよね。

少なくとも、当時の私にとっては参考になる情報だったと考えて、お伝えしてみました。

ジョコボ
ジョコボ

あなたの闘病生活に、少しでも貢献できたのであれば幸いです。

 

ジョコボ
ジョコボ

この記事『癌の治療にかかるお金の話あれこれ《膵臓癌患者の体験談》』は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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