こんにちは、ジョコボ(@jyokobo)です。
今回の記事では、膵臓癌の摘出手術による回復具合について取り上げます。
私は2018年10月に膵臓癌の摘出手術をしたのですが、術後2ヶ月くらいしたら、日常生活にはだいぶ困らなくなってきたように思います。
以下、手術から2か月経過時までの私自身の回復具合の経緯をお伝えします。
手術の回復具合なんて個人差があるもので、他人の状況など知りたい人は少ないかもしれませんが、参考までにどうぞ。
癌に関する売れ筋の書籍 |
---|
がんを告知されたら読む本 ― 専門医が、がん患者にこれだけは言っておきたい“がん”の話 |
世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療 |
がんが自然に治る生き方 |
【体験談①】膵臓癌の摘出手術~退院までの回復具合
私の場合、膵臓癌の摘出手術による入院期間は約3週間でした。
手術当日は集中治療室に泊まったので、病室へ移ったのは翌日です。その時はこんな状態でした。
体に繋がったチューブ類が5つ
・痛み止めの点滴
・栄養補給の点滴
・導尿用のチューブ
・排液用のドレーン ×2
当然ながら、痛みや気持ち悪さもひどく、自由に動くことなどできません。ご飯もまだ口から食べられないので、栄養補給は点滴のみです。
大きな手術なんて初めての経験ですし、不安のまま手術後の入院生活へ突入することになりました。
術後1週間経過
1週間も経つと、だいぶ状況が変わりました。
まず、導尿用のチューブ、痛み止めの点滴用のチューブが外れました。術後2日目くらいだったと思います。
ちなみに、痛み止めは点滴から内服薬に変わりました。
術後5日目には、排液用のドレーンも1つ外れ、重湯などの流動食を少量ですが食べられるようになりました。
この頃には、フロア内を歩き回れるようになり、リハビリも始まっていたと思います。
そして、1週間後には、その他のチューブも全て外れ、シャワーも自力で浴びられるようになったのです。
想像していた以上の順調な回復ぶりでした。
この頃までは順調そのものでした…
術後10日経過
もうすぐ退院できてしまうのでは、というくらい順調に回復を見せていた中、異変が起きます。
10日経過した頃だったと思いますが、夜中にお腹の痛みがひどくなり、痛み止めの薬も効かなかったのです。
夜間の看護師さんも色々試してみてくれたものの痛みは変わらず、朝まで我慢して先生に診てもらいました。
原因は、治まったと思った排液がぶり返し、体内に溜まっていたのです。
結局、排液用のドレーンをまた体に繋げることになりました。
チューブがなく自由に動けたのは2日間くらいでした。
そして、この排液用のドレーンが後々まで響くことになります。
術後2週間経過
2週間経っても排液はまだ治まりません。
それでも、病院食は普通のご飯が出てくるようになり、リハビリも順調にこなしていたので、排液用のドレーンを持ち帰っての退院の話が浮上しました。
えっ!?これ持ち帰るの?
と思いましたが、珍しいケースではないそうです。
ということで、入院から約3週間で退院することが決まりました。
【体験談②】退院後~手術後2ヶ月経過時の回復具合
退院したものの、しばらくは排液用のドレーンを体に繋げたままの生活を余儀なくされました。
家に帰ってきて家族と過ごせるのは嬉しいのですが、このドレーンが不便です。
日中はショルダーバッグの中にドレーンを入れて常に持ち歩き、お風呂の時も寝る時も気をつける必要があります。
しかも、これが取れるまでは、抗癌剤の治療も開始できません…
それに、手術の傷口の痛みはだいぶ治まってきたものの、力を入れるとまだけっこう痛みました。
そのため、子供は抱っこできないですし、咳き込んだり、クシャミしたりは苦行そのものです。
ということで、日常生活には戻ったものの、困らないとはとても言えない状況でしたね。
退院から3週間くらいすると、排液も傷口の痛みもかなり治まってきました。
そして、退院から約1ヶ月で、排液ドレーンも外すことができたのです。
これで日常生活の不便から解放された気がしました。
この頃には、子供を抱っこできるようにもなり、お風呂も一緒に入れるようになっていました。
手術から2ヶ月ほど経過した頃です。
ようやく以前の日常生活に近づいた気がしましたね。
本人が困る状況は、もちろん一緒に住んでいる家族にも影響するわけです。
うんうん、そうだよね。
これから
排液ドレーンが外れたと同時に、抗癌剤治療が開始しました。
治療は1年間続く予定です。
以前の日常生活に近づいたと言っても、治療はまだまだ続きますし、仕事はお休みしているので、以前と同じでは全くないですね。
というより、同じ状態に戻ることはないと思います。
べつに後ろ向きな意味ではありません。
これから復職しても、仕事を優先することはやめて、自身の健康や家族のため、プライベートの時間を大事にしたいと考えるようになったからです。
前の自分を否定するつもりもないですが、考え方が変わりました。
あと、ブログを継続するための時間も欲しいですしね。
この記事『膵臓癌を摘出手術した退院後の体験談…2ヶ月経過時の回復具合をブログで紹介』は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
癌に関する売れ筋の書籍 |
---|
がんを告知されたら読む本 ― 専門医が、がん患者にこれだけは言っておきたい“がん”の話 |
世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療 |
がんが自然に治る生き方 |