こんにちは、ジョコボ(@jyokobo)です。
今回の記事では、癌患者の復職時期について取り上げます。
私は膵臓癌の患者でして、その治療のため休職中の身であります。
癌の摘出手術は終えており、抗癌剤による治療が1年間続く予定で、すでに3ヶ月目に入ったところです。
会社を辞めてはいませんので、定期的に面談をしつつ、復職時期なども検討し始めています。
ただ、収入面、自分の体力面、副作用の影響、復帰時の職場・仕事内容など、悩む要素が色々あるのも事実です。
ということで、そういった悩みも含め、復職時期をどう考えているかについて、お伝えしたいと思います。
一例として、参考にどうぞ。
癌が発覚したばかりの頃は、3ヶ月くらいで戻ると意気込んでいたんですけどね。
入院期間もあったので、とっくに過ぎています…
癌患者の一般的な復職時期について
まず、参考情報として、癌患者の一般的な復職時期を調べてみました。
短時間勤務での復帰の場合は80日、フルタイムの場合は201日だそうです。
仕事を再開するまでに要した療養日数の中央値は、短時間勤務での復帰の場合は80日、フルタイムの場合は201日です。
引用元:がんアライ部『がんに罹患した社員は、どのくらいの期間で復職できる?』
もちろん、症状や治療方法によって個人差はありますが、フルタイムでの復帰には、半年以上を要するケースも珍しくないのだと思われます。
所属会社の受け入れ態勢について
続いて、私の所属会社の受け入れ態勢も見ておきます。
現在、私は所属会社の人事部預かりとして、人事担当の方と月に1度の面談+メールでのやり取りをしています。
ありがたいことに、治療を優先するようにと、職場復帰を催促されてたりはしていません。
相談しながら復職時期を決めて、その時期の1ヶ月くらい前から復帰後の職場・仕事内容の候補が出てくることになっています。
また、下の子が小学生に上がるまで、時短勤務が可能という話も聞きました。
正直なところ、癌の再発予防のためにも、復職後は体の負担を最小限にしたく、残業も避けたいと思っています。
とは言え、現状の会社でのランクを保ちつつ、残業を完全拒否するというのも難しそうで、何を優先するかを家族とも相談が必要です。
収入よりも体を大事にして。本当に。
そうだよね。迷うこともないか。
自分なりに復職時期を考察
では、当の本人はどう考えているかと言いますと…決めきれず悩んでいます。
前提として、休職中の今も傷病手当金と所得補償保険によって、休職前の月給とほぼ同額の収入があります。
ボーナスは出ませんが、夫婦共働きということもあり、あまり収入面の心配はしていません。
頑張って時短勤務で復職しても、むしろ収入が減ってしまう可能性も…
また、担当医の先生からは、収入面の心配がなく、復職時期を催促されていないなら、抗癌剤治療の1年間は休むことに賛成だと言われています。
復職するならするで、応援するとも言われていますが。
それに、妻もできる限りの期間を休むことに賛成しています。
フルタイムの共働きなので、私が職場復帰すると、妻の負担が増えてしまうという事情もあります。
そんなこんなで、どちらかと言えば、早めの復帰よりかは、長めに休むことの方に気持ちが傾いています。
抗癌剤の副作用でお腹の調子も崩しやすく、そういう不安もありますし。
とは言え、仕事をしていないのも、ある種の不安要素です。
社会と繋がっていない不安というか…
仕事人間だったんですね。
が、ブログを始めて、それによる副収入という目指すところもあるので、だんだん活力が伴った日常生活になってきました。
ということで、しばらくはこんな生活を続けようかなと思っています。
まとめ …抗癌剤(TS-1)治療中の仕事復帰について
結局のところ、抗癌剤(TS-1)治療中の仕事復帰時期を決めきれていないので、あまり参考にならなかったですかね…。
現代において、癌患者が毎年のように出てくる会社も少なくないようです。
高齢まで働く女性が増えたり、定年が引きあがったりの実態から、社員の癌患者が増加傾向にあるのだと思います。
それに、医療の発達から、治療により復職できるケースも増えてきているとも言われます。
ということは、当然ながら、復職を考える癌患者も増えているはずです。
私の復職に対する考え方は、前提が一般的ではないかもしれませんが、多少なりとも参考になる部分があればと思い、公開してみました。
私としては、まずしっかり休んで、復職後はしっかり働きたいと思う次第です。
と言いつつ、病気前のような仕事優先の生活は改めます。
この記事『抗癌剤(TS-1)治療中の仕事復帰について…体験談から復職時期を考察』は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。