この記事は、2018年夏に40歳で膵臓癌が発覚した二児パパ(当時4歳2歳の兄弟)による膵臓癌の闘病記です。
2018年10月に膵臓癌の摘出手術を経験し、今も抗癌剤治療による休職中でして、そんな現状における日記を綴ります。
今回の記事では、肝臓への転移が発覚した話について日記を綴ります。
膵臓癌の二児パパの闘病記
私は2018年夏(当時40歳)で膵臓癌が発覚、同年10月に腫瘍を摘出する手術をし、抗癌剤治療を通院しながら続けている最中です。
およそ1ヶ月ぶりの闘病記になりますが、この間、残念なことに、病状が悪い方向へ進んでしまいました。
具体的には、膵臓癌の肝転移が発覚してしまったのです。
発端は、抗癌剤(TS-1内服)の最終8クール後の血液検査の結果からでした。
CT・MRIの結果はとくに問題なかったのですが、血液検査で腫瘍マーカー値が高く出てしまったことから始まります。
もっと詳しく調べるため、翌週にはPET検査も受診し…
その結果、肝臓への転移が見つかったというわけです。
膵臓癌が転移したということで、主治医の先生からは、どれだけ厳しい状況かということも説明を受けました。
とは言え、悲観してばかりもいられません。
だって、今回も自覚症状はなく、体は元気なんですから。
まだ小さい子供たちのためにも、強い心を持って今後の治療に励まにゃいかんのです。
治療方針としては、転移癌をすぐに摘出するのではなく、点滴の抗癌剤(アブラキサン&ゲムシタビン)で全身を叩いていくそうです。
治療についての説明では、手術不能という言葉を使われたので、詳しく聞いてみたところ…
絶対に手術できないというより、今の状況なら抗癌剤を使う方が期待値が高いし、それがセオリーとのことでした。
要するに、転移が見つかったなら、局所的な処置よりも、まずは全身へ処置すべきって判断のようです。
納得した上で治療は進めてもらいますが、早めに転移癌を取りたい気持ちもあるので、並行してセカンドオピニオンなども検討しています。
当然ながら、12月に復職する予定も白紙となりました。
それどころか、主治医の先生からは、1年先2年先といった年単位の計画はせずに、今を充実させた方がいいなどとも言われています。
まあ、客観的に見たら、そういうことなんでしょう。
でも、正直なところ、年単位の未来を見ないことなんてできません。
会社への復職だって白紙になったものの、未計画の成り行き任せじゃ、復職の道すら閉ざされてしまいます。
また、私の病気とは関係なく、子供たちの年齢に応じたイベント(入学・卒業など)は普通に訪れちゃいますしね。
そんなことを無視できるわけもないのです。
それに、厳しい状況とは言え、長生きしてやろうって気持ちは今も持っています。
生存率なんてあくまでも統計値なわけで、実際の未来は神のみぞ知るってもんです。
強がりかもしれませんが、本人にとっては過去の統計がどうだったかより、未来の自分がどうなるかが大事なわけで…
このまま病気が悪化することなく10年、20年、30年って経過した時、“ずっと中長期の未来を見ずに日々を生きてきた”って振り返るのも嫌じゃないですか。
と言うより、未来を見なけりゃ、治療だって頑張れないですよね。
未来の自分を思い浮かべるからこそ、今の治療に励むことができます。
そういう意味では、毎日毎日、充実した“今”をしっかりと積み重ねて、明るい“未来”へ繋げていくつもりです。
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あとがき







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