この記事は、膵臓癌(肝転移あり)と戦う二児パパ(現在6歳4歳の兄弟)による膵臓癌の闘病記です。
2018年夏、40歳で膵臓癌が見つかり膵臓1/3と脾臓を摘出し、2019年秋、肝転移が発覚し抗癌剤で治療中という現状における日記を綴ります。
ちなみに、これまでの経緯はこちらの記事にまとめていますので、ご参考にどうぞ。
こんにちは、ジョコボ(@jyokobo)です。
今回の記事では、セカンド・オピニオンに行ってきた話(1件目)についてお伝えします。
膵臓癌の闘病記
先日、セカンド・オピニオンで『QST病院』に行ってきました。
以前も書きましたが、『QST病院』は、世界でも数少ない重粒子線治療の設備がある病院です。
転移性肝腫瘍にも重粒子線治療が使えるという情報を見かけたので、セカンド・オピニオンにて意見を伺ってみました。
ちなみに、セカンド・オピニオンは『順天堂大学病院』も予定しているので、まずは1件目になります。
先に結論から言うと、主治医の先生の意見と通じることが多かったです。
ということで、今の治療への納得感は増しましたが、目新しい前向きな情報は得られなかったかなと。
ということで、セカンド・オピニオンで頂いた意見を要約すると、以下のような感じです。
現在の肝腫瘍の位置・サイズからすると、とくに問題なく重粒子線治療は行える。
ほとんど副作用もなく肝腫瘍を対処することはできるだろうが、重粒子線治療をやった方がいいとは言い切れない。
と言うのも、重粒子線治療をするには、その前後3週間は抗癌剤を止めなければならなく、計6週間以上も抗癌剤を使えないわけで…
その間に、新たな再発・転移が起きてしまうことも普通に考えられるからだ。
もちろん、そうならない可能性もあるし、多発転移してしまう可能性だってある。
それは、やってみないとわからない。
要するに、大金を掛けてまで、そんなリスクを冒すのかという話。
おそらく今は自覚症状もないでしょう。
現在の肝腫瘍を見るに、気づかぬうちに肝機能障害が起きるなんてことも、しばらくは心配ないように思われる。
生活の質を下げないという観点なら、今の状態をキープすることにだって大きな価値はある。
局所的な治療に固執して、目的を見失うことのないように。
言われたことはよく理解できますし、とても納得感はあります。
ただ、「やっぱりそうですよね…。」っていうのが一番の感想かもしれません。
納得感を持てただけでも、セカンド・オピニオンをした甲斐があったとは思いますが。
私の目的は、癌を治すことと言うより、元気に長生きすることです。
なので、抗癌剤治療を続けることで、今の状態をずっとキープできるのなら、それはそれでアリです。
ただ、抗癌剤にも限りがあるため、転移した腫瘍が1つのうちに何か対処できればと期待していたんですけどね。
一方で、『順天堂大学病院』へのセカンド・オピニオンもまだ残っています。
そちらは名医と呼ばれる椎名秀一朗先生を指名しているので、別の意見も聞けるかななどと期待しています。
そんなこんなで、また情報共有しますね。
今回の意見を受けて、聞きたいことも増えたし。
主治医の先生とも改めて会話しないとね!
あとがき
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この記事『【闘病記】セカンド・オピニオンに行ってきました①(2020.03)』は以上です。
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