この記事は、膵臓癌(肝転移あり)と戦う二児パパ(現在6歳4歳の兄弟)による膵臓癌の闘病記です。
2018年夏、40歳で膵臓癌が見つかり膵臓1/3と脾臓を摘出し、2019年秋、肝転移が発覚し抗癌剤で治療中という現状における日記を綴ります。
ちなみに、これまでの経緯はこちらの記事にまとめていますので、ご参考にどうぞ。
こんにちは、ジョコボ(@jyokobo)です。
今回の記事では、無事にマイクロ波治療も終わり退院した話についてお伝えします。
膵臓癌の闘病記
前回の記事で、治療のため入院したことをお伝えしましたが、無事にマイクロ波治療を終え、すでに退院しています。
入院中に記事更新しようと考えていたんですけど、治療後は肩の痛みがひどかったり、だるさがあったりで、退院後となってしまいました。
転移した肝腫瘍について、実際に受けた治療は、マイクロ派治療でした。
外科手術の時のようにベッドに仰向けになってというものではなく、特殊な機械の上に横向きに寝て腕を固定されてって感じです。
治療中は麻酔で眠ってしまっていたので、気づいたら病室のベッドにいました。
右肩に負担のかかる体制だったからか、治療をした箇所よりも、右肩の方に痛みが強かったですね。
肩コリのような痛みではなく、筋を違えたような痛み。
結局、治療をしたちょうど1週間後に退院しています。
治療の影響としては、肝臓周辺の肺などに炎症が見られ、それによる発熱、体のだるさなどがありました。
あと、肝臓に血栓もできたようで、それを改善するための薬も処方されています。
それらが完全に回復したわけではないですが、あとは自宅療養で問題ないということで、退院に至ったというわけです。
肺にも炎症が見られたし、新型コロナに罹ったらヤバイ…
ちなみに、入院した病室は、地上18階の個室でした。
私としては差額ベッド代なしの大部屋を希望していたものの…
新型コロナの影響もあってか、病院側の都合ということで、追加料金なしで個室を案内されたのです。
個室での入院生活は初体験でしたが、さすがに快適は快適ですね。
ちょっとしたラッキーでした。
ただ、このご時世なので当然ながら面会不可ですし、ずっと1人で部屋にこもっていることになるので…
快適な個室とは言え、早く帰りたい気持ちでいっぱいだったのが正直なところ。
家族とはテレビ電話でつないで毎晩のように連絡を取っていました。
パパ、そっちで友達できた?
あっかんべー!
そんなこんなで退院してみると、これまた入院前とは状況が変わってしまい…
長男の小学校の一時預かりも、次男の保育園も、完全なお休みに。
まあ、退院前からわかってはいましたが、小1&年中の男子2人がいたんじゃ、自宅でゆっくりってのもなかなか難しい話でして。
パパ、ヒーローごっこしようよ!
ごめん、今はあんまり動き回れないんよ。
さてさて、話をマイクロ波治療に戻しますが…
これで肝臓に転移した腫瘍を局所的に治療したことになるわけですね。
膵臓癌の腫瘍を手術で摘出した時のように、また目に見える腫瘍は体の中からなくなったという状態です。
けっこうなターニングポイント。
もちろん、今後も抗癌剤は続けていくことになる想定です。
抗癌剤の方は、もとの病院に戻って対応してもらうので、主治医宛の手紙も預かってきました。
それとは別に、今回の順天堂大学病院でも定期的な検査が入ることになっています。
手間は増えますが、異なる視点で病状を見てもらえると考えると、これはこれでありじゃないですかね。
なんか定期的なセカンド・オピニオンみたい。
膵臓癌からの肝転移に対して局所的な治療をするというのは、標準治療のセオリーからは外れていて、主治医としても経験はないそうです。
やっかいな患者の1人かもしれませんが、できる限りのことはしましょうとは言ってくれています。
おそらく、来週からまた抗癌剤(アブラキサン&ジェムザール)が再開されることになるんじゃないかと。
やっぱり再発・転移が怖いですからね。
新型コロナには本当に注意しなきゃ!
あとがき
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この記事『【闘病記】無事に治療も終わり、退院しました(2020.04)』は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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