こんにちは、ジョコボ(@jyokobo)です。
今回の記事では、癌治療の補助療法としての漢方薬について取り上げます。
私は膵臓癌の患者ですので、当然ながら、抗癌剤治療などの標準的な医療はしっかり受けつつ…
それとは別に、癌治療の補助療法として、漢方薬も取り入れています。
具体的には、今処方してもらっている漢方は以下の2つです。
- 十全大補湯
- 四逆散
抗癌剤による自覚症状のある副作用を軽減するため…
というよりかは、抗癌剤による免疫力の低下を抑えるためという目的で選んでもらいました。
もちろん、漢方の相談をできるクリニックで処方してもらった薬です。
参考情報として紹介していますが、ご自身でも漢方を取り入れる場合には、まず病院で相談しましょうね。
勝手な自己判断は禁物ですよ!
といったことを念頭に置きつつ、私が実際に取り入れている漢方を紹介してみますね。
癌治療の補助療法として漢方は効果的?
そもそも、癌治療の補助療法として、漢方って効果的なのでしょうか?
一般的には、西洋医学ほど根拠に基づいた実績は少なく、エビデンスとしては弱いようです。
とは言いつつも、東洋医学に属する漢方への期待も少なからずあって…
例えば、この本にも、西洋医学と東洋医学を併用することで、癌治療の効果が高まった実例がいくつか載っています。
エビデンスに乏しくたって、その効果を単純に無視できるものでもありません。
ただ、あくまでも補助療法のうちの1つという認識です。
漢方薬が癌治療のメインになるとは考えていませんので、その点はご注意ください。
標準医療というベースがあっての補助療法ですね。
ちなみに、病院で処方してもらう医療用漢方エキスは、健康保険適用となります。
もちろん診察料や交通費は掛かかるので、コストパフォーマンスだけで語れませんが、覚えておいて損はないです。
最初はやっぱり病院で処方してもらった方がいいです。
実際に処方してもらっている漢方薬
上にも書きましたが、私が今処方してもらっている漢方薬はこの2つです。
- 十全大補湯
- 四逆散
十全大補湯
免疫力の増強という目的で処方してもらったのがこの十全大補湯になります。
上で紹介した本『がん研有明病院で今起きている漢方によるがん治療の奇蹟』にも出てきますし…
十全大補湯は、癌治療の補助療法としてよく用いられる漢方という印象です。
他に、補中益気湯、人参養栄湯も候補にありましたが、もう1つの四逆散との組み合わせも考慮して、十全大補湯を勧められました。
漢方薬の組み合わせも大事なようです。
四逆散
私が個人的に気になって処方をお願いしたのがこの四逆散になります。
なぜ気になったかと言うと、以下の記事を見かけたからなんですよね。
まだエビデンスとか呼べる段階のものではないですが、膵臓癌に対して少しでも良い効果があればいいなと思いまして。
もちろん、私の体調や、他の処方箋との組み合わせに問題ないことを確認いただいた上で、処方してもらいました。
無理なお願いを聞いてもらったわけではありません。
まとめ …癌治療の補助療法としての漢方薬
以上、癌治療の補助療法としての漢方薬について、紹介してみました。
参考になりましたでしょうか?
正直なところ、漢方薬を取り入れたことで、私自身もどれほどの効果が出ているかってよくわかりません。
もちろん効果を期待してやっているわけですが、皆にもお勧めっていう感じでもないんですよね。
自己満足とも言えるかも…
繰り返しお伝えしますが、ご自身でも漢方を取り入れる場合には、まず病院で相談しましょう。
癌という持病を抱えているわけですし、医師への確認は必須と考えてください。
それに、病院で処方してもらう医療用漢方エキスは、健康保険適用となります。
いずれにしても、病院で処方してもらった方がよいのではないかと。
勝手な自己判断はやめておきましょうね。
この記事『癌治療の補助療法としての漢方薬を考えてみる《膵臓癌患者の体験談》』は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。