この記事は、大部屋に入院する際、同室の患者さんに挨拶した方がいいかと悩んでいる人に向けた内容です。
実際のところ、筆者も何度か入院の経験があるものの、とくに挨拶しなくても普通に入院生活を送ることができました。
当時の話なんかも交えつつ、挨拶する上での注意事項などにも触れてみますので、入院時の参考にしてみてください。
こんにちは、ジョコボ(@jyokobo)です。
今回の記事では、大部屋に入院する際、同室の患者さんに挨拶すべきかについて取り上げます。
入院するのが大部屋の場合、同室の患者さんに挨拶ってした方がいいのでしょうか?
私も癌の手術で約3週間、それ以外にも何度か数日の入院を経験していますが…
実のところ、同室の患者さんに対し、改まっての挨拶などはしたことがありません。
もちろん、入院生活の中で顔を合わせたりしたら、「おはようございます。」などの挨拶くらいはしますが、その程度です。
それでも問題なく入院生活を送れましたよ。
それに、私より後から同室に入院してきた患者さんだって何人もいたものの、菓子折りなどを渡された経験もないです。
昔は挨拶をする習慣があったのかもしれませんが、今どきは気にしないでもよいのではないでしょうか。
もしかしたら、地域や性別などで価値観が異なる可能性もありますが…
ではでは、私の経験談も交えつつ、挨拶する上での注意事項なんかにも触れて、この場で情報共有してみますね。
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大部屋に入院するなら同室の患者へ挨拶すべき?
前提として、ここで言う挨拶とは、菓子折りなどを渡して自己紹介しつつ改まって挨拶することを指します。
言うまでもなく、同室の患者さんと顔を合わせたら、会釈程度の挨拶は普通にしましょう。
これは悩むところじゃないですよ。
それでは本題ですが、入院するのが大部屋の場合、同室の患者さんへの挨拶ってした方がいいのでしょうか?
けっこう悩みどころですよね。
これからしばらく同室で一緒に生活する方達相手に、最初からマナー違反なんて避けたいところでして…
なんてことを私も初めての入院の時には思ったものです。
もう入院にも慣れたので今は悩みません。
経験上、とくに挨拶しなくても大丈夫です。
実際、私もそうでしたが、私の入院後に同室へ入ってきた患者さん達も計10人以上はいたものの…
改まって挨拶してくる人なんて誰1人としていませんでしたよ。
そんなもんなんですね。
一方で、退院する際、「本日でお先に退院します。お互い頑張りましょうね。」みたいに声を掛けてくれた人はいました。
それは嬉しかったし、励みにもなったので、私も真似させてもらったりしています。
退院のタイミングなら、話しかけやすい人とかもわかりますし。
挨拶する上での注意事項
挨拶しなくても大丈夫だとしても、自ら進んで挨拶したいと考える人だっていますよね。
それはそれで素敵な考え方だと思います。
であれば、以下の注意事項くらいは意識していただくのがよいかもしれません。
- 食べ物の手土産は避ける
- タイミングは相手に合わせる
- 自分から病気の話はしない
- 会話が難しい患者もいる
食べ物の手土産は避ける
食べ物の手土産は避けるか、無理に渡さないようにしましょう。
病気で入院の場合、食事制限があったり、吐き気などで食欲がなかったりって珍しいことではありません。
まさに私も入院中は食事制限があったし、手術後は消化機能も弱まっていたしで、食べ物を渡されても食べられない状態でした。
ということで、何か手土産を渡そうなんて時にはご注意ください。
これってお見舞いの時の手土産にも同じことが言えますね。
タイミングは相手に合わせる
当たり前のことですが、挨拶するタイミングは相手に合わせましょう。
入院中は日中に寝ていたり、具合が悪かったりなんて日常茶飯事です。
閉じたカーテンを開けてまで挨拶するのは、相手にとって迷惑なこととなりかねません。
様子を伺いつつ挨拶してみてくださいな。
慌てる必要はないですよ。
自分から病気の話はしない
病気の話をしたくない患者さんって多いので、避けた方が無難な話題です。
とくに癌なんかだと、ステージがいくつだとか、手術ができるか否かとか、話したくもなければ聞きたくもないという人がいます。
知らぬうちに相手の機嫌を損ねてしまうことのないよう気を付けましょう。
元気そうに見えて症状が重い人だっているのです。
会話が難しい患者もいる
高齢の方だと、会話が難しい患者さんも多いです。
耳がかなり遠かったり、認知症が進んでいたりすると、挨拶するのでさえお互い大変になってしまいます。
その場合は、付き添いの方がいる時などを狙うといいと思いますが…
そうまでして無理に挨拶しなくてもいいとも思います。
癌での入院だと、そういった高齢者さんもよくいました。
まとめ …大部屋に入院するなら同室の患者に挨拶すべき?
以上、入院するのが大部屋の場合、同室の患者に挨拶すべき?かと悩んでいる人に向け、体験談も交えた実態をお伝えしてみました。
参考になりましたでしょうか?
前述の通り、とくに改まって挨拶をしなくても大丈夫ですし、今どきはしない人が多いようです。
実際、入院時に挨拶などしなくても普通に入院生活を送れました。
私としては、挨拶しなきゃいけないマナーなども存在しないものとして考えています。
挨拶してもいいし、しなくてもいいという理解です。
とは言え、自ら進んで挨拶したいと考える人だっているでしょうから…
挨拶するのであれば、以下の注意事項くらいは意識していただければと思います。
- 食べ物の手土産は避ける
- タイミングは相手に合わせる
- 自分から病気の話はしない
- 会話が難しい患者もいる
ちょっとしたマナーですね。
結局のところ、自分が挨拶したいかどうかが鍵じゃないでしょうか。
入院してからモヤモヤして過ごすことのないように、自分なりに判断いただければと思います。
あなたの入院生活が、少しでも有意義なものとなれば幸いです。
この記事『入院するのが大部屋の場合、同室の患者に挨拶すべき?しなくても大丈夫だった話』は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。