こんにちは、ジョコボ(@jyokobo)です。
今回の記事では、癌で入院中の暇つぶし方法について取り上げます。
私は膵臓癌の摘出手術で3週間ほど入院したのですが、入院期間って暇な時間が多く、本当に、孤独で不安で退屈だと思います。
だとすると、入院中はどうにかして孤独・不安・退屈をしのぎたくなるものです。
私の場合、入院前は自由時間を有効活用しようと考え、英会話の本なども持ち込みましたが…
実際に入院してみると、とてもそんな気持ちにはなれませんでした。
といった経験も踏まえながら、癌で入院中に役立つ暇つぶし方法を紹介していきます。
長時間の退屈しのぎに役立つ暇つぶし方法を12コ、短時間でも入院生活に欠かせない暇つぶし方法を5コ、計17コの暇つぶし方法を選別しました。
私の場合は癌の治療での入院だったわけですが、もちろん他の理由での入院でも使えると思います。
これから入院する人や、現在進行形で入院中の人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
少しでも楽しく入院生活を過ごしたいですもんね!
目次
癌で入院中が孤独・不安・退屈で暇になる理由

癌で入院中の暇つぶしと言いつつ、そもそも入院中って本当に孤独・不安・退屈で暇なものなのでしょうか?
私の場合、膵臓癌の手術日の2日前から入院し、退院まで約3週間を要しました。
参考までに、私の経験から、入院中の1日の主なスケジュールについて記してみます。
癌の摘出手術でお腹を大きく切りましたので、歩いてリハビリできる程度の状態になってからの話です。
06:00 起床
検温・採血・回診など5~20分くらい
07:30 朝食
午前中にリハビリが30分
12:00 昼食
予約してシャワーが30分
18:00 夕食
検温
21:00 消灯
日によっては各種検査が入る場合もありますが、こんな感じです。
ほぼほぼ自由時間ですね。
当時は気持ちが沈んでいて色々やる気も起きませんでしたが、とは言え、何もしないでいるのは本当に退屈です。
退屈のあまり一人で考え事をしてしまい、更に気持ちが沈むこともありました。
そんなわけで、入院中の自由時間は、孤独・不安・退屈との戦いになってしまうのです。
せっかくの自由時間ですし、有意義に過ごした方がいいですよ。
長時間の退屈しのぎに役立つ暇つぶし方法12選
それでは、長時間の退屈しのぎに役立つであろう入院中の暇つぶし方法から見ていきましょう。
全部で12コあります。
読書

まず最初に読書です。昔からある最もポピュラーな暇つぶし方法の1つですよね。
もちろん私も、病室に数冊の本を持ち込んでいましたし、病院に設置されていたコンビニで漫画雑誌や健康関連の本などを購入して読むこともありました。
それに、今どきは電子書籍も主流じゃないでしょうか。
入院期間が長ければ長いほど、読む本も増えて荷物になるので、お手軽な電子書籍もお勧めです。
例に漏れず私も使っていまして、入院中はスマホで電子コミックを読むことも多かったように思います。
電子コミックをお得に購入したいなら、DMM電子書籍の50%割引クーポンは外せません。
下の記事で少し詳しく紹介しているので参考にどうぞ。

テレビ・動画

テレビ・動画の視聴もよくある暇つぶし方法ですね。
ベッドに寝ながらでも利用でき、体力も使わないので、長時間の暇つぶしにはもってこいです。
とは言え、私はもともとテレビや配信動画などを見る習慣があまりなく、病院に備え付けのテレビが有料だったこともあり、利用頻度は少なかったです。
ただ、入院期間中にどうしても見たいスポーツ中継があったので、その時ばかりはお金を払ってテレビ観戦しました。
アニメ・ドラマや、スポーツ観戦を楽しみたい方は、下の記事に個人的な具体例も載せているので、参考にしてみてくださいな。

ラジオ・音楽

ラジオ・音楽は、病室が消灯した後も気兼ねなく利用できる暇つぶし方法です。
私の場合、英語のリスニング用の音源をスマホに入れていて、寝る前に聞いたりしていました。
夜の病院は、周囲の音(いびき・うめき声・機械音など)がかなり気になるので、イヤホンで何か聞きながら寝るのはお勧めです。
というより、消灯後の暇つぶしグッズ、快眠グッズとして準備しておいた方がいいと思いますよ。
勉強

入院中はまとまった時間を勉強に使える絶好の機会です。
入院前の私もそう思い、英語の勉強グッズや仕事に役立つ参考書などを病院に持ち込んでいました。
ところが、正直なところ、時間はあるものの気持ちの方がついてこなくて、残念ながら、あまり活用はできませんでした。
病気の種類や症状にもよるかもしれませんが、モチベーションが維持できるようなら、時間の有効活用としては1番だと思っています。
その頃からブログ運営の情報収集などをしておけばよかったとも思いますが、やる気が起きないんじゃしょうがないですね。
仕事

在宅ワークをしているなら、入院中だって仕事ができてしまいますよね。
私の場合、急な休職で仕事の引き継ぎも満足にできていなかったので、病室でも連絡を取ったりできるよう準備だけはしていました。(自前PCから会社のネットワークに接続)
実際には、仕事の連絡は来なかったし、やる気にもならなかったですが…
同僚から心配メールなどの連絡はあったし、各所へ状況報告もできたので、準備はしておいてよかったなと。
お小遣い稼ぎ

入院中の暇つぶしにお小遣い稼ぎをするのもありですね。
懸賞・アンケートサイトなどの地道な活動もしやすいですし、クラウドワークなどで副業を始めるいい機会にもなり得ます。
私の場合、入院中ではなく退院してからですが、副業目的もあってこのブログを始めたという経緯もあります。
携帯ゲーム・アプリ

入院中のまとまった時間を好きなゲームなどに費やすのもありですね。
気持ちが沈んでいるなら、自分が楽しめることをした方がいいです。
私の場合、子供が生まれてからはゲームをする時間的余裕もなくて避けていましたが、せっかくの機会ということで、携帯アプリをダウンロードして遊んだりもしました。
ただ、ゲームは能動的に自分で操作する必要があって、イマイチ気分が乗らず、結果的にこれも利用頻度は少なかったです。
うーん、気持ちが沈んでる時ってそんなものかもしれません。
パズル・クイズ

暇つぶしの頭の体操に、パズル・クイズはお手軽だしお勧めです。
高齢者の認知症予防にも効果的な脳トレということで、クロスワードパズルなどの雑誌は今でも人気があります。
雑誌でなくても、パズル・クイズを扱ったサイトやアプリなども数多く存在するので、誰でもお手軽に始められるのもポイントです。
気張らず集中できるっていうのはずごくいいです。
ショッピング

ショッピングも入院中の暇つぶしとの相性が抜群です。
外出してウィンドウショッピングなんてことはできませんが、通販雑誌、テレビショッピング、ネットショッピングなど、室内でも買い物に困る時代ではないですよね。
自分の欲しいものを探していると、時間が過ぎるのも早く感じるのでお勧めです。
自分への退院祝いなんかを探すのもいいかも。
お見舞い返しの検討

ショッピングの派生として、お見舞い返しの品物を検討しておくのもいいですね。
お見舞い返しの時期は、退院後10日以内が一般的なマナーとされますが、正直、長期間入院からの退院後ってバタバタしがちです。
むしろ、お見舞い返しの検討に、入院中の暇な時間を利用できれば、退院後のバタバタ要素を1つ減らせます。
何なら、退院時期が決まったら購入しちゃってもいいと思います。
ちなみに、お見舞い返しの時期などについては、こんな記事も参考にどうぞ。

ネットサーフィン

ネットサーフィンも暇つぶしにいいです。
私はノートパソコンも持ち込んでいて、ネットサーフィンはけっこう活用していました。やる気が起きなくてもダラダラ流し見できるという点もよかったです。
実際、入院中に費やした時間が1番多いのは、この「ネットサーフィン」か、後に出てくる「お喋り」のどちらかだと思います。
それこそ、電子コミックや携帯アプリを探すのもネットサーフィンを通じてですし、ニュースなんかの情報もネットから得ていましたし、私の入院生活には欠かせませんでした。
時間の使い方としてはもったいない気もしますが、暇つぶしには最適です。
パソコンやタブレットを病院に持ち込めるのか疑問に思った方には、こちらの記事も参考にどうぞ。

SNS

ツイッター、フェイスブック、インスタグラムなどのSNSも暇つぶしに最適です。
私の場合、入院中ではなく退院後にツイッターを始めたのですが、たくさんの人と繋がりが持てるのが楽しく、気付くとけっこうな時間を費やしていたりします。
普通の日常生活であれば、時間を消費しやすいという面が気になるものの、暇な時間の多い入院生活となると別です。
まだSNSを活用していない人は、この機会に始めてみてはいかがでしょう?
この記事を見た人とジョコボ(@jyokobo)がツイッターで繋がれたりしたら素敵だなと…
短時間でも入院生活に欠かせない暇つぶし方法5選
続いて、短時間でも入院生活に欠かせないであろう入院中の暇つぶし方法を見ていきましょう。
全部で5コあります。
院内散歩・ストレッチ

院内散歩・ストレッチは長時間の暇つぶしとはいきませんが、手術後のリハビリにもなるし、ちょっとした気分転換・息抜きにもなるのでお勧めです。
お腹の手術後は胃腸などの働きも鈍くなっていて、とくに食後は寝たり座ったりよりも立っていた方がよいということで、なるべく歩くようにしました。
とは言え、これは自身の回復具合にもよると思うので、担当医の先生などに相談した上で行うようにしてくださいね。
手術でお腹を切っていると、しばらくは体を反らしたり捻ったりが辛いですし、無理は禁物ですよ。
昼寝・仮眠

睡眠は疲労を回復させる最高の手段です。
私もそうでしたが、病気治療中は体力が落ちてしまうので、夜の就寝時間を待たずに疲れを感じることが多々ありました。
眼が冴えているのに寝転がってばかりでは体への悪影響も考えられますが、日中でも眠気がある時は、いっそのこと昼寝して疲労回復に努めましょう。
昼寝のし過ぎで夜眠れなくなるのは悪循環なので、30分~1時間程度の仮眠がお勧めです。
瞑想・深呼吸

孤独・不安・退屈といったマイナス感情の払しょくに、瞑想・深呼吸も効果的です。
入院中は孤独・不安・退屈との戦いと伝えましたが、瞑想・深呼吸で無心になることで、一時的にでもその戦いから離れることができます。
- 背筋を伸ばして座る。目は軽く閉じるか、薄く開けて斜め前を見る。
- 息を吸ったときに、おなかや胸がふくらむのを感じ、心の中で「膨らみ、膨らみ」と実況する。呼吸はコントロールせず、そのとき一番したいように呼吸する。
- 息を吐いたときに、おなかや胸がちぢむのを感じ、心の中で「縮み、縮み」と実況する。
引用元:NHK健康ch『呼吸のめい想』
1日10分ほどの瞑想で効果を得られ、慣れてきたら時間を延ばしても構わないそうです。
不慣れだと雑念も沸いてきちゃうのですが、それでも10分程度の実践で、気持ちの落ち着きを感じられましたよ。
ティーブレイク

気持ちも空気も重い時は、ティーブレイクで一息つきましょう。気持ちのリフレッシュになります。
私もそうでしたが、治療によって食事制限があったとしても、ノンカフェインのお茶程度は問題ない場合が多いと思います。
私の入院した病院内には、ノンカフェインティーを置いているドトールがあったので、息抜きも兼ねて何回か利用しました。
これだけのことでも、すごくホッとできちゃうという優れもの。
お喋り

人とのお喋りは心のケアにもなり、大切な暇つぶしだと感じています。
私の場合、休日になると妻が子供を連れて面会に来てくれましたし、実家も病院から近かったので、母親がよく話し相手になってくれました。
親戚、友達、会社の同僚などもお見舞いに来てくれ、すごく嬉しかったです。
それに、人によっては入院中に患者同士のコミュニケーションを広げるのも珍しくないと聞きました。
私は地元から近い病院だったので話し相手に困りませんでしたが、そういう繋がりを作るのもありですね。似たような悩みを共有できれば、気持ちも少し軽くなりそうです。
ちなみに、お見舞いに貰って嬉しいものについては、こんな記事も参考にどうぞ。

Q1:入院中の暇つぶしに必須のアイテムは?
入院中の暇つぶしに必須のアイテムって何なのでしょうか?
実施する暇つぶし方法によるところも大きいのですが、とくに以下のアイテムは準備しておきたいものと考えます。
- モバイル通信機器(スマホ・タブレットなど)
- イヤホン・ヘッドホン
- たこ足コンセント
- インターネット回線(WiFi)
モバイル通信機器(スマホ・タブレットなど)
私の入院生活において、モバイル通信機器(スマホ・タブレットなど)は、欠かせないアイテムでした。
実際、スマホとノートPCを病院に持ち込んでおり、上記で紹介した「長時間の退屈しのぎに役立つ暇つぶし方法」の大半に活用したものです。
ただし、私の入院した病院もそうでしたが、電子機器の使用可能な場所は限られてるかもしれないので、そこは病院へ確認しておいてください。
ちなみに、私の場合は、自分の病室、および、ラウンジであれば使用可能ということでした。
まあ、スマホなんかは入院生活に限らず必需品ですね。
イヤホン・ヘッドホン
イヤホン・ヘッドホンも入院時の必需品ですね。
これがないと、「テレビ・動画」「ラジオ・音楽」「携帯ゲーム・アプリ」といった音が鳴る系の暇つぶしは満足にできません。
それと、入院中に家族などとテレビ電話をするつもりなら、マイク付きのイヤホンの方が使い勝手がいいです。
マイク付きのイヤホンもそんなに値段が高いものでもないですし。
たこ足コンセント
たこ足コンセントも入院時に必須と呼べるアイテムです。
おそらく、自分が使える備え付けのコンセント穴って、1つか2つ程度じゃないでしょうか。
モバイル機器・ポケットWiFi機器の使用、デジカメ・シェーバーの充電など、コンセントを同時利用したい場合に備え付けのコンセント穴だけでは足りず、すごく役立ちました。
正直、たこ足コンセントがなかったら、かなり不便だったと思います。
インターネット回線(WiFi)
インターネット回線はアイテムではないとは言え、入院中の暇つぶしにWiFi環境も欠かせません。
私の場合、スマホの通信データ量は少なめで制限を掛けていますし、ノートPCも持ち込んでいたので、データ制限のない(もしくは制限枠が大きい)WiFi環境が必須でした。
入院中は暇な時間が多いので、かなりのデータ量を使っちゃうんですよね。
Q2:病院にインターネット回線(WiFi)がない場合は?
病院にインターネット回線(WiFi)がない場合は、自前でWiFi機器を持ち込むことも検討してみましょう。
実際、私の入院した病院では入院患者が使えるWiFi環境を提供しておらず、ポケットWiFiをレンタルするという手段を取りました。
自前のポケットWiFiがあったり、日頃からスマホのテザリング機能を使ったりしている人でなければ、ポケットWiFiのレンタルはすごくお勧めです。
例えば、下のような商品なんかがそうですね。
Q3:病院への配達・受け取りはできるもの?
入院前や入院中に購入した商品などを病院で受け取りたいこともありますよね。
それって可能なのでしょうか?
入院設備の整った病院でしたら、病院への配達・受け取りに応じてくれるところが多いと思います。
…が、やはり病院によって対応は異なるので、確認してみてください。
宛先の住所をどう書くかも聞かないとわからないので、いずれにせよ病院への確認は必須です。
私が入院した病院も、商品の受け取り可能とのことでした。
まとめ …癌で入院中の孤独・不安・退屈をしのぎたい!
以上、癌で入院中の孤独・不安・退屈をしのぐ暇つぶし方法をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
入院中は孤独・不安・退屈との戦いとは言いつつも、せっかくの自由時間なので有効活用できるならしたいところですよね。
ただ、もちろん治療が最優先ですし、絶対に無理は禁物です。
癌になってしまったのですから、まずは心身をしっかり休めてください。
それでも暇な時間に、孤独・不安・退屈を感じるようでしたら、この記事を参考にしていただければと思います。
あなたの入院生活が、少しでも有意義なものとなれば幸いです。
この記事『癌で入院中の暇つぶし方法17選…孤独・不安・退屈をしのぎたい!』は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。