こんにちは、ジョコボ(@jyokobo)です。
今回の記事では、『がんを防ぐための新12か条』について取り上げます。
2人に1人が癌になる時代だと言われています。
癌の医療は昔に比べ格段に進歩しているものの、依然として日本人の死亡原因の第1位は癌であり、私たちが生活していく上で脅威となっているのは間違いないようです。
何より、私のように手術で癌を摘出していても、再発が怖いのが癌なのです。
とすると、日常生活の中で癌の予防はできるのか?その方法は?と、気になる方も増えてきていると思います。
私もそうです。
そこで、癌の予防のために何から始めるべきかを調べたところ、『がんを防ぐための新12か条』という情報を見つけました。
今回は、その『がんを防ぐための新12か条』を紹介しつつ、私自身の日常生活とのチェック結果も合わせてお伝えします。
少しでも参考になれば幸いです。
癌を予防したい…何から始めるべき?
今、私の最大の関心事は、癌の予防です。
と言うのも、膵臓癌の摘出手術を無事に終え、抗癌剤治療を続けている状況の中で、何よりも癌の再発が心配だからです。
あまり意識したくないけど、やっぱり心配だし不安だし怖いのです…
抗癌剤治療ももちろん再発予防の一手段ですが、日常生活の中でも予防できることがあれば是非とも取り入れたいと考えています。
調べてみると、国立がん研究センター研究所の提唱している『がんを防ぐための新12か条』がまず見つかりました。
国立がん研究センターがん予防・検診研究センターがまとめた「がんを防ぐための新12か条」が、がん研究振興財団から2011年に公開されました。
この新12か条は日本人を対象とした疫学調査や、現時点で妥当な研究方法で明らかとされている証拠を元にまとめられたものです。引用元:公益財団法人・日本対がん協会『がんを防ぐための新12か条』
どうやら、これを参考に日常生活を見直すことが、癌予防への第一歩となりそうです。
実際に、私自身の日常生活もチェックしてみたので、その結果は後述します。
『がんを防ぐための新12か条』の紹介
それでは、『がんを防ぐための新12か条』の中身を見ていきましょう。
12か条は7つの項で分けられています。具体的には以下の通りです。
喫煙の項
第1条:たばこは吸わない
第2条:他人のたばこの煙をできるだけ避ける
飲酒の項
第3条:お酒はほどほどに
食事の項
第4条:バランスのとれた食生活を
第5条:塩辛い食品は控えめに
第6条:野菜や果物は不足にならないように
身体活動の項
第7条:適度に運動
体型の項
第8条:適切な体重維持
感染の項
第9条:ウイルスや細菌の感染予防と治療
検診の項
第10条:定期的ながん検診を
受診の項
第11条:身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
情報の項
第12条:正しいがん情報でがんを知ることから
詳しい説明については、がん研究振興財団から提供されている資料を参照してください。
チェック結果と日常生活の見直し
上述の新12か条をもとに、私自身の日常生活をチェックしてみたので、その結果をお伝えします。
先に伝えてしまいますが、私の場合は明らかなNG項目がなかったため、流し読みでも大丈夫です。
喫煙の項
もともとタバコは吸わないし、家族にも吸う人はいないので、とくに問題なさそうです。
飲酒の項
お酒を晩酌する習慣もなく、たまに飲む時もほどほどなので、とくに問題なさそうです。
食事の項
食べ物の好き嫌いはあるものの、偏食がひどかったり外食ばかりだったりという訳でもなく、味付けも薄味が好みなので、ここも問題になるレベルではないかなと思います。
手術で膵臓半分と脾臓を摘出したのもあって、病気前より食事には気を遣っています。
うん、おっしゃる通り。いつもありがとう。
身体活動の項
歩行を強度の身体活動と扱っており、かなりハードルが低いので、これも問題なさそうです。
子供が生まれてからは運動不足気味と思っていましたが、これくらいなら。
体型の項
病気前はBMIの適正体重近辺を維持できていて、手術後も10キロくらい体重が減ってしまったものの、標準体重の範囲内ではあるので、とくに問題なさそうです。
ただ、かなり低体重寄りになってしまい、体重の維持・増量に苦労しています。
感染の項
名指しで挙げられている肝炎ウィルスやピロリ菌には感染していないので、とくに問題なさそうです。
検診の項
定期的に人間ドックを受診していて、その際にオプションで胃や大腸の癌検診を追加したこともあり、気を付けている方だと思います。とくに問題なさそうです。
膵臓癌が見つかったのも人間ドックがきっかけですしね。
受診の項
風邪の症状なども含め、体調不良を感じたら病院で診てもらうので、これも気を付けている方だと思います。とくに問題なさそうです。
情報の項
正直なところ、癌宣告された時には色々な情報に惑わされ不安を煽られました。
その時はパニック状態だったかもしれません。
今は通っている大学病院の主治医の先生、癌サポートの看護師さん、栄養士さんなどの話をよく聞いて、その情報を信じるようにしています。
なので、これも問題ないかと思います。
癌は、病気の症状、治療の効果、術後の回復具合、化学療法の副作用、食事や運動の制限などなど、個人差が大きいので、得た情報が正しくても自分にそのまま当てはめない方がよいと感じています。
結局、自分の状態をよく知る主治医の先生などに従うのがベストかなと。
まとめ
うーん…、私の場合は日常生活の見直し点が見つからないという結果になってしまいました。参考になりましたでしょうか?
この新12か条を参考にして癌の予防に気を付けていたとしても、癌になる人はなるという悲しい現実ですね。
検診や受診の項なんかは、予防というより早期発見のための対策のようにも感じます。
ちなみに、癌が発覚する前の日常生活からすると、以下のような実態が見直し点になるかなと、なんとなく想定していたのですが…
- 長時間労働による慢性的な寝不足、疲労感
- それに伴う遅い時間の食事
- 仕事や私生活でのストレスの蓄積
- 時間的な余裕もなく運動不足、リフレッシュ不足
これらは新12か条の項目に入ってすらいないですね。
癌の直接原因としては因果関係が認められない(もしくは薄い)ということだと思われます。
ただ、この新12か条は最低限の予防策として提供されたもののようです。
そのため、更なる日常生活の見直しについても引き続き調べ、このブログでお伝えしたいと思います。
せっかくなので、これを読んでいるあなたも、上述の新12か条を参考に日常生活をチェックしてみてくださいな。
引き続き調べた結果については、この記事から参考にどうぞ。

この記事『癌予防の第一歩!『がんを防ぐための新12か条』で日常生活の見直し』は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。